受難

イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(9)~十字架の死(ならびに十字架の聖ヨハネの詩と彼の絵にインスピレーションを得たサルバドール・ダリ)

受難の観想(第三週七日目)ご受難全体の観想、十字架から埋葬まで。(霊操208,298)槍で貫かれたイエズスのみ心。「そこから血と水が流れ出た。」そのやりは、救い主の愛を指し示す矢印。イエズスは聖霊のたまもの、秘跡をお与えになった。やりで貫...
イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(8)十字架上の死とダビデの歌

十字架上の死 受難の観想(第三週六日目)十字架上の死「十字架上でイエズスは、七つの言葉を話された。ヨハネを聖母に託し、聖母をヨハネに託した。『かわく』と叫ばれ、『我が神よ、どうして私を見捨てられたのですか』と言われた。『すべてが成し...
イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(4)~死ぬべき冤罪者

受難の観想(第三週三日目) 「カヤファの家からピラトの家までの聖なる出来事。ユダヤ人の大群衆は、イエズスをピラトのところまで連れていく。ピラトは、イエズスを二、三尋問して言う。『私はこの人に何の罪も認めない』群集は、祭りの習慣により...
イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(2)~血の汗

ゲッセマニの園の祈りの観想イエズスは、ペトロとヤコボとヨハネの三人を伴って御父に三度祈られた。「父よ、できるならば、私からこの杯を取り去ってください。 けれども、私の思いではなく、あなたの御心がなりますように。」(霊操290)死を前にして...
イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(1)~受難の観想の説明

ここから、第三週一致の道(受難の観想)に入ります。苦しみの分かち合い「ここではまず、苦しみ、悲しみ、恥じ入ることを心から願い求める。主は、私のこの罪のために、苦難の道を歩まれたのだから…」(霊操193)苦しみを分かち合う、それは二つの心を...
まじめな教義・聖書の話

過ぎ去ることを望んだ杯

その杯の中身は  杯というと何を思い出しますか?酒杯とも書きますね。人はしばしば酒を酌み交わしながら相手との絆などを確かめます。これは世界共通のようです。 また新たな関係、約束、義務を定めたりする時に、杯じたいがその誓いの象徴として...
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