まじめな教義・聖書の話

「避妊NGのカトリックの教えに従ったせいで、望まぬ妊娠をした」

避妊NGって、どういうこと?! こんにちは。避妊を禁ずるカトリックの教えに関しては、賛否両論があるようです。 本当にデリケートな話題ですので、なかなか扱いづらいものではあるのですが…。 この教義は、時に混乱を招きます。 実際、若い未...
まじめな教義・聖書の話

「罪の許し」~告解という制度

こんにちは。私は以前、カトリックの学校に行った非信者の人に、「本来、許しっていうのは、神父様だか誰だか関係ない人に告白して、許しますとか言われて勝手に一人で満足するようなもんじゃないでしょ。その傷つけた相手にちゃんと謝って、その人に許して...
まじめな教義・聖書の話

ケンピス「キリストに倣いて(デ・イミタチオネ・クリスティ)」

こんにちは。今日は、15世紀の有名な敬虔書である「キリストに倣いて」をご紹介したいと思います。 著者  このラテン語の原著は、15世紀初めに出されました。 その著者が誰なのかは長い間はっきりしていなかったのですが(著者が「名声...
まじめな教義・聖書の話

ヨハネ・パウロ二世の詩

こんにちは。 ヨハネ・パウロ二世は、聖職の道に入るまでは、地下演劇(当時のポーランドはナチス・ドイツの支配下にあったため)で俳優・脚本家として活動していました。 そうした経緯は、後の教皇としての演説や振る舞いにも生かされていたのでしょう。...
笑える教会・聖書のネタ

カトリック・ジョーク~修道会の性質ネタ特集

 カトリックには、さまざまな修道会があり、それぞれ独自の歴史や、性格のようなものがあります。それらをネタにしたジョークは定番です。いくつかご紹介します。停電した時は? ある晩、ベネディクト会士、ドミニコ会士、フランシスコ会士、イエズス会士...
まじめな教義・聖書の話

聖ベルナデッタ~ もっとも小さい者ゆえに

こんにちは。 今日は、聖ベルナデッタについてお話ししたいと思います。マリア様の御出現と、奇跡で知られるルルドの泉にかかわった少女です。 マリア様が姿を現す相手として選ばれた彼女は、貧しくて無知な小さき者、しかも人から馬鹿にされるような、本...
まじめな教義・聖書の話

カトリックでは、自殺すると地獄に行くとするが、本当か

こんにちは。この話題については、書こうか書くまいか、ずっと迷っていましたが、今回、書くことにしました。 自殺についてのカトリック教会の伝統と法典 なぜ?  伝統的に、カトリック教会は、自殺を本質的に殺人と同じ、としてきま...
まじめな教義・聖書の話

Traditional Irish Blessing~アイルランドの伝統的な祈りの詩

こんにちは。以前にもご紹介したことがあるのですが、再度「Traditional Irish Blessing」について書きます。アイルランドには、多くの美しい伝統的な祈りがあります。Wishing you a rainbow for su...
まじめな教義・聖書の話

コヘレトの言葉~キリスト教的無常観

厭世的な旧約の書物? こんにちは。無常観は、仏教の中核的な観想の一つです。そういえば、有名な平家物語の冒頭は、その思想を美しく格調高い文体であらわしていますね。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を...
まじめな教義・聖書の話

異色の経歴・フランシスコ教皇

 こんにちは。今日は、現ローマ法王でいらっしゃる、フランシスコ教皇について、少しお話したいと思います。 教皇になられるほどの方というのは、皆がそれぞれユニークで優れた経歴をお持ちなのですが、中でもフランシスコ教皇は特別です。本当に異色と言...
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