第二週;照らしの道(6)~敵の旗の下の観想

イグナチオの霊操

ルシフェル導く旗の下について思いを巡らす
「大軍を従えた敵の首領が、バベルの塔の上で、すさまじい炎と煙の座にすわっている有様を想像する…。
悪魔たちを呼び集め、町から町へ、そして世界中に放ち、その魔手の及ばない場所は一つとしてなく、誘惑にあわない人は一人としていない。」
(霊操140,141)

「敵の首領が子分たちに、人間をとらえるために何と言い聞かせているか、考えてみる。
誰に対しても、富への欲を起こさせて誘惑し、世間的なむなしい名誉を追わせ、ますますつのる傲慢に追い込もうとする。
初めのステップは富、次に名誉、三段目は傲慢、その三つのステップを踏ませて、他のすべての罪へと誘いこんでいく。」
(霊操142)

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