コケッポ

イグナチオの霊操

第二週;照らしの道(8)~三人の人についての観想

一番良いものを選ぶための観想。「三人の人が、それぞれ財産を持っている。これは、必ずしも神への純粋な愛のために作ったものではない。しかし、三人とも、財産に愛着しているせいで起こってくる、よけいな心の重荷を取り除いて救いを得、心の平和のうちに...
イグナチオの霊操

第二週;照らしの道(7)~キリストの旗の下の観想

こんどは、「反対に、私たちの主キリストという真実最高の船長について思いめぐらす。素朴で美しく静かなエルサレムの広野におられるキリストを見る…。主が全世界からたくさんの人々、使徒、弟子たちを選び、世界中に派遣して、あらゆる国々、すべての人々...
イグナチオの霊操

第二週;照らしの道(6)~敵の旗の下の観想

ルシフェル導く旗の下について思いを巡らす「大軍を従えた敵の首領が、バベルの塔の上で、すさまじい炎と煙の座にすわっている有様を想像する…。悪魔たちを呼び集め、町から町へ、そして世界中に放ち、その魔手の及ばない場所は一つとしてなく、誘惑にあわ...
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第二週;照らしの道(5)~二つの旗の観想

「一つは、最高の船長、キリストの旗。もう一つは、人間の最大の敵、ルシフェルの旗。自分の望むものを願う。悪へ導く者の手管を知り、それから自分自身を守るための助けを。さらに、最高の船長が教えられる真の生命について知ることと、彼に倣う恵みを。」...
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第二週;照らしの道(4)~自分をむなしくされたキリストの人生を観想する

イグナチオは、第三週の前半でまず、キリストの人生を観想することをすすめる。まずは、ご降誕の観想。「その場にいる人々を見る。マリアとヨセフ、生まれたばかりのイエズス。自分は卑しい奴隷として実際この三方のみ前にいると考え、できる限りの尊敬をこ...
イグナチオの霊操

第二週;照らしの道(3)~キリストの誕生と地上の人々の観想

ご托身「父と子と聖霊であられる聖三位は多くの人間であふれたこの世界を見、彼らが地獄に落ちるありさまをごらんになった。そして、神の永遠のご意思によって全人類を救うために、第二のペルソナが人となるように定められた。このことを観想する。」(霊操...
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第二週;照らしの道(2)~キリストの王国の観想

キリストの王国の観想「私の望みは、世界を悪の力から解放しつつこれを治め、その後、父の栄光に入ることである。だから、私とともに来たいと望むものは、私とともに働かねばならない。私に従って働き、苦しみ、そしてともに栄光に入る!」(霊操95)中世...
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第二週;照らしの道(1)~キリストの騎士となるために

清めの道による反省と清めを経て、ここから照らしの道に入ります。 イグナチオ自身がかつて国王に仕える騎士だったことから、その回心後もキリストの騎士という言葉がよく出てきます。 実際、イグナチオはその回心の最初に、モンセラットのベネディクト会...
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第一週;清めの道(8)~疑悩の規則

1,悪い霊の策略「敵(悪霊)は、魂が太りすぎているか、小心でやせているかを見る。そして、小心な場合には、ますますやせ細り、混乱させるよう、罪でもないことを罪であるように思わせる。一方、魂が太りすぎている場合には、敵はもっと太らせようとする...
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第一週;清めの道(7)~霊動弁別の規則

1,後ろを振り向く人、暗い方へと向かう人に。「大罪に大罪を重ね続ける人に対し、悪霊は、感覚的な喜びを次々と想像させ、悪い習慣や罪を断ち切らずに、ますます悪へ落ち込んでいくよう誘う。 反対に、良い霊は、良心の呵責をおこさせる。」(霊操314...
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