2022-02

イグナチオの霊操

第三週;一致の道≪受難の観想≫(4)~死ぬべき冤罪者

受難の観想(第三週三日目) 「カヤファの家からピラトの家までの聖なる出来事。ユダヤ人の大群衆は、イエズスをピラトのところまで連れていく。ピラトは、イエズスを二、三尋問して言う。『私はこの人に何の罪も認めない』群集は、祭りの習慣により...
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第三週;一致の道≪受難の観想≫(3)

ご受難の観想(霊操第三週二日目)「アンナの家からカヤファの家に至るまでの聖なる出来事。彼らはイエズスを縛り上げ、カヤファの家までひきたてた。ここでペトロは三度、主を『知らない』と言い、主が彼を見つめられると、外に出て激しく泣いた。」(霊操...
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第三週;一致の道≪受難の観想≫(2)~血の汗

ゲッセマニの園の祈りの観想イエズスは、ペトロとヤコボとヨハネの三人を伴って御父に三度祈られた。「父よ、できるならば、私からこの杯を取り去ってください。 けれども、私の思いではなく、あなたの御心がなりますように。」(霊操290)死を前にして...
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第三週;一致の道≪受難の観想≫(1)~受難の観想の説明

ここから、第三週一致の道(受難の観想)に入ります。苦しみの分かち合い「ここではまず、苦しみ、悲しみ、恥じ入ることを心から願い求める。主は、私のこの罪のために、苦難の道を歩まれたのだから…」(霊操193)苦しみを分かち合う、それは二つの心を...
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第二週;照らしの道(13)~イエズスの公生活についての観想(二週後期)

嵐をしずめるイエズス「弟子たちはおそれおののいてイエズスを起こした。弟子の信仰がうすいのを見て、イエズスは『何をこわがっているのか、信仰のうすい者よ』とお𠮟りになった。」(霊操279)イエズスは、「教会という船」にいつもともに乗っておられ...
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第二週;照らしの道(12)~選定

概論 神は私たち一人ひとりについて望まれることを、み節理のうちに示される。 しかし、私達人間にとってそのみ旨を知ることは容易ではない。(得に自分の知恵や能力によって、神の御心を推し量ろうとすることは、不可能であるばかりか危険ですらあ...
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